トミー・アンジェロが組織犯罪の世界に足を踏み入れる物語を体験し終えたあとも、『マフィア コンプリート・エディション』の「フリーライド」モードにはまだまだこのハードボイルドな世界観を楽しめる内容が用意されています。。「フリーライドはオリジナルへのオマージュとして収録された追加モードです」と Hangar 13のリード・デザイナーであるオンドレイ・ヴェーヴォダは言います。「基本的に、フリーライドではミッション目標なしでロスト・ヘヴンの街を自由に探索することができます。都市の美しい街並みを眺めたり、ガレージ内の車両を試乗したり、マップ内に配置されたコレクションアイテムを探すことができます。ひょっとしたら、いくつかシークレットが見つかるかもしれませんよ」
フリーライドは2002年の初代『マフィア』まで遡り、1930年代の街並みを自分のペースで探索できます。「ややこしいのですが、初代のゲームには2種類のフリーライドモードが存在しました」と Vévoda は言います。「タクシーを運転する内容のとてもシンプルな街中の観光モードである『フリーライド』と、クレイジーなチャレンジが追加される『フリーライドエクストリーム』があったんです。『マフィア コンプリート・エディション』のフリーライドはこの2つを組み合わせたモードで、観光要素と隠された追加コンテンツを発見する要素の両方を楽しめます」
「フリーライド」モードは『マフィア コンプリート・エディション』の最初のミッションをクリアするだけでアンロックされます。「フリーライドモードを始めると、最初はサリエリのバーからスタートし、ガレージとクローゼット、武器庫にアクセスできて、さらに時間帯と天気を変更できます」とヴェーヴォダは言います。「トミーの装備を整えたら、都市に出て、探索を始められます」熱心なプレイヤーなら、謎めいた手がかりを辿ることができるアンロックアイテムを見つけられるかもしれません。
Vévoda は、フリーライドではロスト・ヘヴンの通りの喧騒を避けて、静かな郊外を探索するのがお気に入りとのこと。「ロスト・ヘヴンの北部に大きな郊外のエリアを追加したんですが、メインストーリーでは郊外の数か所にしか行くことができません」と彼は言います。「絶景ポイントがたくさんあり、ちょっとした意外な場所も見つかります。また、長い田舎道や舗装されていない道路は、手に入れた車両の性能を試すのにうってけです」
もちろん、長年の『マフィア』ファンなら、初代のフリーライドににはメインストーリーから大きく外れた滅茶苦茶な要素があったことを覚えているファンもいるでしょう。。「多くのプレイヤーと同じように、私は特に『フリーライドエクストリーム』が好きでした」と Vévoda は当時を思い出して言います。「メインストーリーのシリアスなマフィアの仕事を終えたあとは、海の怪物を撃ったり、透明人間を追跡したりといったシュールななチャレンジに挑むのがとても楽しく、ストーリーをクリアした後にゲームの世界を長く楽しむにはもってこいでした」
『マフィア コンプリート・エディション』のフリーライドでも、笑えるようなゲームプレイが復活するのでしょうか?「『百聞は一見に如かず』とだけ言っておきましょうかね」と Vévoda は言います。今週の終わりに『マフィア コンプリート・エディション』が発売されたら、フリーライドにどんなシークレットが隠されているのか、あなた自身で発見してみてください。「ゲームがプレイ可能になる日時」で発売日時の詳細を確認しておくのもお忘れなく。